結果から言うと習慣化に失敗する原因は
『苦痛』
です。
それではこの『苦痛』を引き起こす『失敗の原因のケース』は何でしょうか?
習慣化に『失敗する原因のケース』は以下の3つの『NG思考』に集約されます。
1.行動を続ければ習慣になる |
2.行動を続ければ結果がでる |
3.自分の考えた期間内に結果が出る |
では、それぞれ考えていきましょう。
目次
1.行動を続ければ習慣になる
習慣には4つの種類があります。
- 行動習慣 どのように行動するか?
- 入力習慣 行動からどんな情報をインプットするのか?
- 言語習慣 インプットした情報をどういう言葉にするのか?
- 感情習慣 言葉にしたことからどう感じるのか?
もうお気づきだと思いますが、この4つの種類はそれぞれが影響しています。
少しわかりずらいかと思いますので、例を見てみましょう。
行動習慣 | ダイエットのために筋トレをする |
入力習慣 | 汗、重さなど五感で感じる |
言語習慣 | 汗もかき、器具などが重いので疲れる/気持ちがよくて健康によさそう |
感情習慣 | きついしツライ/楽しいし爽やかになる |
そして、感情習慣で感じたことが次に行動習慣につながるかどうかの要因になります。
つまり、「きついしツライ」と感じたら筋トレの習慣化は非常に難しく「楽しいし爽やかになる」と感じれば
非常に簡単に筋トレの習慣が身につくといった具合です。
お分かりかとは思いますが『感情習慣』が最も習慣化に影響を与えます
2.行動を続ければ結果がでる
結果がでる行動には『正確な経路』が必要です。
ただ漠然と行動していてもなかなか結果がでないものです。
結果がでにくかったり、見えなくなってしまうと習慣化するのが非常に困難になります。
例えば、『体重を減らす』には
- 何kgから何kgまで減量したいのか?
- そのためにどんなエクササイズがいいのか?水泳?ジョギング?筋トレ?
- そのエクササイズは毎日やるのか?週に何日やるか?
- 1回のエクササイズの時間はどれほどやればいいのか?30分?60分?
という、『正確な経路』が必要です。
3.自分の考えた期間内に結果が出る
結果が出る期間は人によって違いがあります。
つまり、他人が成功した期間が必ずしも自分に当てはまるとは言えません。
例えば、
「まったく同じエクササイズをやっている他人が6カ月で成果が出たのに、自分には出ない…」
となると、せっかく続けてきた習慣もそこで途切れてしまいます。
次は
2.習慣化成功のための脳の仕組み
に進んでみましょう