こんにちはオサムです!
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SEO学習入門~Webと検索エンジンの仕組み~
ここではSEO学習の入門として基礎知識の導入を目的にしています。
WWWの仕組み

SEOという技術を活用するための基盤であるWWW(ワールドワイドウェブ)の仕組みから学んでいきましょう!
インターネットの誕生
インターネットの歴史はARPANETの誕生からスタート
最初は米国の4つの大学の大型コンピュータを相互に接続する小規模なネットワーク
1970年代にTCP/IPという情報交換のための通信プロトコルが考案されインターネットと呼ばれるようになった
WWWとWebサイトの登場
1990年代にはARPANETを引き継ぎした技術としてWWW(World Wide Web)が発表される
WWW上には無数のWebサイトが開設されておりWebサイトにアップロードした情報を自由に閲覧可能
1993年にWebサイトを閲覧するための初のWebブラウザ「Mosaic」(モザイク)が誕生
1995年にMicrosoftが発表したWindows95に搭載されたInternet Explorerが登場しWebの世界が爆発的に成長
ISPとサーバー会社
①ISPの役割
インターネットに接続するためには当初多額の費用と運用技術が必要であった
ネットワークの技術的な個人や企業でも低コストで気軽に利用できるインターネット接続サービスを提供するために
ISP(Internet Service Provider)が誕生
②レンタルサーバーの会社の役割
一定の比較的安価な料金を払うことによってサーバーの領域を貸し出すレンタルサーバー会社が出現
レンタルサーバー会社と契約することにより誰でも手軽にWebサイトを開設できるようになる
IPアドレスとドメイン名
①IPアドレス
Webサイトを認識するための番号が将来増加すると予想されその対策としてアドレスが考案された
そのアドレス(住所番号)をIPアドレスと呼ぶようになった
IPアドレスは4つのグループからなる数字の組み合わせを「.」で区切ったものになった
(例)115.146.61.18
214.390.949.18
②ドメイン名(Domain Name)
IPアドレスは数字の網羅で阿保エルことが困難なためドメイン名が考案
(例)182.22.40.240 = http://www.yahoo.co.jp
54.240.248.0 = http://www.amazon.co.jp
IPアドレスとドメイン名を対応させるシステムはDNS(Domain Name System)と呼ばれる
DNSを管理するサーバーをDNSサーバーと呼ぶ
ドメイン名は4つのレベルから構成される
(例)下記でwww.aaaaa.co.jpをレベルに分解
www. | aaaaa. | co. | jp |
第4レベルドメイン | 第3レベルドメイン | 第2レベルドメイン | トップレベルドメイン |
ドメイン所有者が 自由に決めることがで できる部分 | 申請時に 自由に決めることが できる部分 日本語も可能 | 用途を表す部分 | 国を表す部分 基本的に先着順で取得 |
➂共有ドメインと独自ドメイン
ドメイン名は次の2種類がある
共有ドメイン(他者が所有するドメイン名の一部に文言を加えて借りる)
独自ドメイン(独自にドメイン管理機関に申し込みをして取得する)
共有ドメイン | 独自ドメイン | |
価格 | 無償または低価格 | 年間管理料が発生 |
メリット | コストがあまりかからない | サーバー会社を変更しても同じドメイン名を使用可能 空きがある限り自由にドメイン名を決定可能 自社の社名や商品のブランディングに役立てられる |
デメリット | 借先が倒産、事業休止で使用できなくなる | 年間数百円から数千円程度の管理料金が発生 |
Webサイトの仕組み
ここではSEOとWebサイトの仕組みがどのように関わっているのかをみてみましょう!

URL(Uniform Resource Locator)
URLとは「Uniform Resource Locator」の略でWeb上に存在するWebサイトの場所を示すものである。
Web上の住所を意味することからWebアドレス、またはホームページとも呼ばれている。
URLの主な構成は5つあり、それぞれ「/」「.」で区切られている。
(例)http://www.aaaaa.co.jp/directory/file.htmlを構成に分解
http:// | www.aaaaa.co.jp/ | directory/ | file. | html |
スキーム名 | ドメイン名 | ディレクトリ名 (フォルダ名) | ファイル名 | ファイル拡張子 |
Webサイトのツリー構造
Webサイトはトップページから直接、サブページリンクにリンクを張る二層構造のものや
情報をより分かりやすく整理するために三層構造かそれ以上の構造にする多層構造のものがある。
この構造は木の形に似ていることから「ツリー構造」と呼ばれることがある。


トップページ=インデックスページ
トップページとは表紙にあたる最上層のページのこと。
トップページは正式にはインデックスページ(索引)と呼ばれる。
そのためWebサイトのトップページのファイル名は「index.html」、または「index.htm」という名前をつける。
WWWが始まったばかりの初期のWebサイトのトップページはインデックス(索引)のような作りだった。
Webサイトの制作技術が進歩するにつれデザイン性の高いページにするために画像や特殊効果を出すビジュアルが多様されるようになった。
しかし、SEOが企業のWebマーケティングにおいて重要な課題になるにつれ、本来の意味であるインデックスのようにし、検索エンジンに理解してもらいやすくする形に戻りつつある。
サブページ
サブページはサイト内にあるトップページ以外のページのことを意味する。
カテゴリページ
サブページが増えていけばいくほど、ユーザーが見たいページにたどり着くのが困難になる。
わかりやすくするためには同じ系統の情報ごとにカテゴリ分けすることである。
カテゴリ分けする際に、各カテゴリの入り口となるページのことを「カテゴリページ」や「カテゴリトップ」、「カテゴリトップページ」と呼ぶ。
Webページの技術要素
Webページは次の技術要素より構成される。
- HTML
- JavaScript
- CSS(スタイルシート)
- その他技術
WWWが始まったばかりのころはHTML言語だけでほとんどのWebページが作られていたがWebページをよりユーザーにとって便利にするための機能や、見た目をよくするするための様々な技術が考案され普及してきた。
HTML
HTMLとはWebページを記述するためのマークアップ言語である。
文書の論理構造や表示の仕方などを記述することができるもので、世界統一規格を管理するW3C(World Wide Consortium)によって標準化されている。
HTMLでは文書の一部を「<」と「>」で囲まれた「タグ」と呼ばれる特別な文字列を使うことで、文章の中で見出しや段落を設けたり、箇条書きや表を記述することができる。
また、画像や音声、動画を埋め込んだり、他のWebページなどへのハイパーリンクを設定することができる。
JavaScript
HTMLだけでは実現できないユーザーの動作に応じた動きを提供するためにプログラミング言語であるJavaScriptが考案された。
JavaScriptの特徴は特別な開発環境は必要とせず、HTMLファイルに書き込むだけで簡単に実行できることである。
CSS
WWWの発展に伴ってより見栄えをよくするためにデザイン性の高いWebページが求められるようになった。
その専用の言語としてCSS(Cascading Style Sheet:通称スタイルシート)が考案された。
CSSの普及によりWebページはより高いデザイン性のある媒体に近づくようになり、洗練されたものになってきた。
その他の技術
①CGI
CGI(Common Gateway Interface)とはWWWサーバーの中で外部プログラムを実行するための仕組みのこと。
CGIは、ブラウザからのアクセスによってWWWサーバー内でCGIプログラムが実行され、その結果がブラウザへ返さ れるという仕組みになっている。
CGIの代表的な種類はPHP、Perlなどがあり、多くのWebサイトのショッピングカートや予約システム、検索システム、フォームなどで利用されている。
②Java
Javaは、Sun Microsystems社が開発したプログラミング言語で、C言語に似た表記法を採用されている。
強力なセキュリティ機構や豊富なネットワーク関連の機能が標準で用意されており、ネットワーク環境で利用されることを強く意識した仕様になっている。
双方向性の高いWebサイトで利用されている。
③Ajax
Ajax(エイジャックス)とは、非同期通信を利用してデータを取得したり、動的にWebページの内容を書き換える技術のことである。
「Asynchronous JavaScript + XML」の略である。
GoogleがGoogleマップなどに使用したことで有名になる。
静的ページと動的ページ
①静的ページ
静的ページは、「index.html」のようにURL中に指定されたHTMLファイルをそのまま変更せずに表示するWebページのことである。
(例)会社概要・事業内容など
②動的ページ
動的ページはアクセスしたときの状況に応じて異なる内容が、Webページのことである。
PHPや、PerlなどのCGIを実行して生成される。
CMSとホームページ作成ソフト
①CMS(Cotent Management System)
動的ページでWebページを生成するプログラムのことをCMSと呼ぶ。
CMSはWeb制作の知識がない担当者でもWebサイトコンテンツを増やすことができることから急速に普及した。
代表的なCMSとしてはWordPressやMovable Type(MT)などがあり、国内でも多くの企業や個人が利用している。
②ホームページ作成ソフト
CMSが今日のように普及する前はWebサイトを作るためにDreamweaverやホームページビルダーのようなホームページ作成ソフトを利用することが主流だった。
③テキストエディター
ホームページ作成ソフトを使わないで、シンプルなテキストエディターやメモ帳を使い、HTMLタグなどを直接、入力してWebページを作成する人たちもいる。
検索エンジンの歴史

Web誕生当時、検索エンジンには2つの形があった。
1つは人間が編集するディレクト型検索エンジンで、もう1つはソフトウェアが自動的に情報を収集して編集するロボット型の検索エンジンである。
ディレクトリ型検索エンジン
ディレクトリ型検索エンジンは人間がWebサイトの名前、紹介文、URLをデータベースに記述してカテゴリ別に整理した検索エンジンである。
検索方法は2つある。1つはカテゴリ検索という方法で、ユーザーがカテゴリ名をクリックすると自分で探しているWebサイトを見つけることができる。
2つ目の方法はキーワード検索という方法で、キーワード入力欄に心当たりのあるキーワードを入力すると、あらかじめ検索対象として設定されているサイト名、紹介文などにそのキーワードが適合すると検索結果に表示される。
ディレクトリ型検索エンジンのメリットは次の点である。
- 登録サイトが人的に官営されているため無駄な情報が少なく有益な情報が見やすく整理されている
- Webサイトをディレクト編集者が適切だと判断したカテゴリを登録するため、ユーザーが興味がある分野に関するWebサイトをカテゴリを通して見つけることができる
ディレクトリエンジンのデメリットは次の点である。
- Webページ単位でなくWebサイト単位で登録されているため、実際に登録サイトに目的の情報が存在するにも関わらず、キーワード検索で見つからない場合がある
- Webサイト、Webページ数が急増している現在、人間の手によってサイト情報を登録していくには限界があるため情報量が少ない
- 編集者が登録するWebサイトを決定して説明文を記述するため、編集者の主観や運営会社の編集方針によって掲載情報が左右される

ディレクトリ型検索エンジンの例
ロボット型検索エンジン
ロボット型検索エンジンは、クローラーロボットといわれるソフトウェアをインターネットに送り、クローラーロボットがインターネット上のWebサイトやWebページの情報を収集し、検索エンジンのデータベースに登録する。
ロボット型検索エンジンのメリットは次の点である
- Webサイト単位だけでなくWebページ単位で登録するため、特定のキーワード検索にマッチしたWebページが確実に表示される
- 定期的にクローラーロボットがインターネットを巡回することで比較的新しいWebページが登録されている
- 常に複数のクローラーロボットがインターネットを巡回し、自動的に情報を取得するため、大量のWebサイト、Webページの情報がデータベースに登録されている
ロボットエンジンのデメリットは次に点である
- 大量の情報が登録されており、検索時に多数の情報が表示されるため、目的の情報にたどり着くのに時間がかかる
- 自動的に情報が登録されることで、実際のページの内容とは関係のないキーワードを詰め込むなど、スパム行為を施したWebサイトやWebページが登録され、キーワード検索時にユーザーの目的に関係ない情報が表示される場合がある
- ロボットが自動的にページ紹介文を決定するため、人間の手による編集に比べると情報が混沌としており整理されていない